個人事業主・フリーランスの会計管理で専門知識は必要ない

フリーランスや個人事業主になったとき、頭を悩ますのが会計管理でしょう。会社員経験がある方でも、確定申告すらしたことがない人がほとんどの状況です。また学校でも習っていないのですが、小さな事業をする上では外せない業務の一つです。

「簿記など専門知識は必要?」
「税理士の助けといったものは必須なの?」
「まずは何から手をつければ良いの?」

悩ましいとことです。今回はそのあたりの疑問に答えていきます。

■税金について
個人事業主・フリーランスの税金①~納める税金~
個人事業主・フリーランスの税金②~経費にできる税金~
フリーランスと会社員、税金が高いのはどっち?

■社会保険料について
個人事業主・フリーランスの社会保険

フリーランスの会計とは

自分で事業されている人、もちろん法人も同様ですが、日々の収入(売上)と支出(経費)を管理します。そして年に一度、確定申告(事業状況を申告、納税する手続き)に必要な書類を作成し申告して、納税するところまでが会計業務となります。

確定申告とは、課税対象になる収入を得ている人が適正な税金を納付するための制度です。

知識がなくても会計管理は簡単にできる?

経理経験や簿記の知識がないと、「会計管理や確定申告に必要な帳簿作りができない」と思っている人もいるかもしれませんが、そんな時代ではありません。

今は知識がなくても、簡単に確定申告に必要な決算書類を作ることができます。

方法としては、会計ソフトを使うことです。

会計ソフトという言葉は聞いたことがあるでしょう。

会計ソフトを使えば、簿記や複式簿記といた専門の知識がなくても、画面の説明にそって、売り上げや経費を入力していくだけです。そうすることで自動で書類を作ってくれたり、表やグラフで事業の状況をリアルタイムで見せてくれます。


会計ソフトには、従来型のインストール型とクラウド型があります。

クラウド型とインストール型の違い

会計ソフトだけでなく、現在は様々なサービスがクラウド化されています。従来型のインストール型とクラウド型の違いを簡単にまとめています。

フリーランスならクラウド会計で決まり!!

クラウド型はインターネット経由ですが、アカウントIDとパスワードを入力することで、PCだけでなくスマホやタブレットから利用できるのがポイントです。いつもでも、お手持ちのデバイスからアクセスできて、移動時間や空き時間に経費の入力ができたり、収支の状況が把握できる点は、本業で忙しいフリーランスに最適です。

また、税制面の変更や制度改革など、いちいち自分でアンテナを立てておかなくても、そこに対応したバージョンアッを自動してくれるのは安心です。

クラウド会計は、いくつか種類がありますが月額1000円前後の利用料です。いつでも、どのデバイスからでもアクセスできて、制度変更にも自動対応してくれるので、特に自分自身がメインプレーヤーのフリーランスや個人事業主であれば、会計管理はクラウド会計で決まりです。

個人事業主は「クラウド会計」導入で効率的に!

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