【ライフプラン】ライフイベントにかかるお金の平均とは
ライフ&マネープランを立てる上で欠かせないのが、今後のライフイベントにかかる費用です。
以下はシートは、公表されているデータからライフプランにかかるお金の平均をまとめたものです。
このシートを見る上で注意したいのは点は2つ。
1)これは平均値であるということ
2)コロナウイルス前の状況での平均値であること
また各項目の説明を記載しているので、そちらもご覧になって「自分の場合は?」と考えてみてくださいね。
結婚費用
結婚式を実際に行った人の平均です。
もちろん、式や披露宴を行っていない人は含まれません。
最近は家族のみで食事会、会費制のパーティーというように形式は様々。費用面ではカップルによってかかる費用が大きく違うところです。
二人が納得するのが一番で、一応親にも相談したいところですね。
出産費用
ここはセレブ産院でも選ばない限り、通常分娩であれば若干の違いはありますが50万円前後となるでしょう。
また健康保険組合から、一人出産すると42万円(双子なら42万円が二人分で84万円)の出産育児一時金がでます。
これである程度カバーできるので、持ち出しでかかる費用は限定的です。
住宅費用
マンション購入費用の全国平均と首都圏の平均取得価格。
ただ都心部の便利な場所のマンションなら、6000万円~8000万円というのはよく見る価格というのが現状。
「買う」「買わない」理論はおいておきますが、
買うにしても
- マンション or 戸建て
- 新築 or 中古
- 都心部 or 郊外
など、価値観や働き方で選択肢がどんどん増えるのが住宅問題。
コロナ禍においてはテレワークが進み、毎日の通勤が必要なくなったケースも多々あります。
月に数回ならば、都心のマンションではなく郊外の広くて安い物件を購入するといった選択肢も出てきます。
教育費
お子さんがいればかかるのが教育費。お子さんを何人持って、どういった方針で行くのかでも大きく費用差が出るところです。
小学校、中学校を「公立」でと考えているなら、日々の家計から出ていくお金である程度まかなえると思って良いです。
ただし、小学校から「私立」を選択するのであれば、毎年それ相応の費用がかかるので、ある程度の収入や資産、もしくは祖父母といったスポンサーは必須でしょう。
そして現在、3~5歳児の幼稚園無償化、高等学校就学支援金(所得制限あり)など、子育てや教育費に関する国の支援も進んでいます。もしかすると、シートにある平均値よりかかる費用は抑えられる可能性があるかもしれません。
大学費用については、全体的に上昇傾向です。
児童手当をしっかり貯めると約15年間(0歳~15歳/中学卒業)でお子さん一人に対して200万円貯めることができます。ここをしっかり貯めて、大学費用に充てれば全額でなくても大きく助けとなるところです。
老後費用
少し前に「老後資金2000万円不足問題」として話題になりましたね。
こちらについては別途詳しく解説します。