ふるさと納税を始めたい方へ

ふるさと納税という言葉を聞いたことがある人は多いですよね。ただ、「手続きよくわからない」とか「面倒で取り掛かれない」ということをよく耳にします。

同じ税金を納めながらにして、ひと手間でお礼品がもらえるのですから利用しない手はないですね。食べ盛りの兄弟がいる我が家は、お米・牛肉・ビールを中心に、確実に消費するものをいただいています(笑)

我が家のように合理的なものだけでなく、お食事券、宿泊券、温泉利用券、そして美容グッズまで、お礼品のラインナップは見るだけでも楽しいです。

それだけ各自治体は寄付金を集めようと必死なんですね。

会社員の方は、年末に会社から受け取った「源泉徴収票」を準備して、まずはふるさと納税で利用できる寄付金上限額を確認してくださいね!

ふるさと納税ってなあに?

ふるさと納税とは、応援したい自治体を選び寄附をすると、納めている税金のうち一定額が還付・控除されるというものです。さらにその寄附先の地域からお礼の品がもらえるという地域応援の新しい仕組みなのです。


つまり同じ金額の税金を納めながら、お礼品を受け取ることができる制度ともいえます。

ふるさと納税の4つのメリット

1)寄附した自治体からお礼の品がもらえる
2) 応援したい自治体に寄附ができる
3) 税金の一定額が還付・控除される (実質自己負担は2,000円)
4)税金の「使い道」を指定して寄附できる

ふるさと納税のよくある疑問&質問

Q1.手続き方法 (納税とお礼品のもらい方) がわからない

A. 下記のような「ふるさと納税サイト」等を利用すれば、 納税もクレジットカード等が使えますので、 お礼品を選んで実際に納税するまでスマホ一つで手続きできます。
大手2社のサイトをご紹介します。

  ★ふるさとチョイス
  ★さとふる

Q2.ふるさと納税、自分がいくらできるのか(上限額)を知りたい

A.  住宅ローン減税を受けている方、お子さんの有無や年齢によっても納税上限額は違います。会社員の方はサイトで簡単に確認することができます。

年末に会社から渡される「源泉徴収票」があれば、より具体的な金額がわかります。

★ふるさとチョイス
 ¥控除上限額シミュレーション
★さとふる
 控除上限額シミュレーションのご案内

Q3. 確定申告せずに税金が控除 される (ふるさと納税で支払った証明)方法はありますか?

ワンストップ特例制度を利用すると、確定申告は必要ありません。

★ふるさとチョイス
 ワンストップと特例制度
★さとふる
 ワンストップ特例制度とは?

<ワンストップ制度を利用する条件>
条件1.確定申告が必要ない給与所得者であること
条件2.1年間の寄付先が5自治体であること
条件3.申し込みの度に、自治体に書類を送付すること※

※ワンストップ特例制度を希望(サイト上でチェック項目あります)として納税すると、納税後に各自治体から書類が届きます。書類上の①項目2か所にチェック②印字された名前や住所に間違いがないか確認③マイナンバーカードの写し等を添付して送り返せば、手続きは完了します。

Q4. 納税期間はいつから、いつまでですか?

1月1日から12月31日です。

ワンストップ特例制度を利用する場合は、寄付した翌年の1月10日必着で各自治体に書類を送り返します。

Q5. ふるさと納税した金額が、実際の税金から控除されるタイミングはいつですか?

納税した翌年の税金から控除されます。
ワンストップ特例制度を利用した場合、翌年の住民税から控除されます。

Q6.  お礼品は納税額に対して、どのくらいの金額のものがもらえますか?

納税額の3割程度のお礼品になります。
例:1万円納税した場合、お礼品は3000円相当


毎年6万円ふるさと納税を利用している人は、18000円相当のお礼品を受け取っています。過去3年間利用していれば、54000円相当のお礼品を受け取っていることになります。まだ利用していない方、忙しくてもひと手間かけて、お得な制度利用しましょう!

参考:総務省 ふるさと納税ポータルサイト